本記事は転置行列の求め方についてPythonを利用しながら、優しく紹介しています。NumPyとは、Pythonによる機械学習の計算を速く、効率的に行うことが可能なライブラリです。
転置行列とは
転置行列は、機械学習をする上で計算する場面が非常に多くあります。
機械学習やプログラミングを学ぶ上で非常に重要な行列と覚えておきましょう。
転置行列とは、行と列を入れ替えたものをいいます。例えば、下のような行列があったとします。
\begin{bmatrix} 1 & 2 & 3\\ 4 & 5 & 6\\ 7 & 8 & 9 \end{bmatrix}この行列の転置行列は下のようになります。単に、行と列を入れ替えただけなので簡単ですね。
\begin{bmatrix} 1 & 4 & 7\\ 2 & 5 & 8\\ 3 & 6 & 9 \end{bmatrix}行列Aがあった場合、行列Aの転置行列はATと表します。
これは、転置行列を英語でいうと「Transpose matrix」ということから、頭文字から着ているのでしょう。
この転置行列をPythonのNumpyを用いて実装するのは非常に簡単です。
転置行列の実装
import numpy as np
A = np.array([[1, 2],[3, 4]])
print(A.T)
【実行結果】
[[1 3]
[2 4]]
PythonのNumPyを利用すると、転置行列はたったの3行で完結します。
非常に簡単です。
「(行列).T」と、「.T」をつけるだけで、転置行列が求まります。
ということで本記事は、
PythonのNumPyを用いた転置行列の求め方についてについて紹介しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました\(^o^)/
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