本記事はC言語の関係演算子を学生エンジニアが初心者の方へ向けて優しく解説しています。C言語は非常に多くのエンジニアが利用する、手を付けやすい言語です。C言語での関係演算子を一緒に学習しましょう!
関係演算子
関係演算子とは、条件を作るための記号です。
C言語の関係演算子は、
if文の条件式などに書かれ、大きく6つに分類されます。
演算子 | 意味(条件が真となる場合) |
== | 右辺が左辺と等しい |
!= | 右辺が左辺と等しくない |
> | 右辺より左辺が大きい |
>= | 右辺より左辺が大きいか等しい |
< | 右辺より左辺が小さい |
<= | 右辺より左辺が小さいか等しい |
これらの関係演算子によって、条件式が「真」であるか「偽」であるかを判定します。
では実際に具体例を紹介します。
サンプルコード
#include <stdio.h>
int main(void){
int a;
printf("1以上の値を入力してください。");
scanf("%d",&a);
if(a>=1){
printf("正解!\n");
}
if(a<1){
printf("不正解...\n");
}
return 0;
}
【入力例】
17
【実行例】
正解!
このサンプルコードは、
入力される値が1以上なら『正解!』、1より小さければ『不正解!』を表示するプログラムです。
条件式「b>=1」で1以上を表現、「b<1」で1以下をあらわしています。
関係演算子は特に難しいものではありません。
数学で身近に使うものを似た記号で表したものなので、素直に理解ができるはずです。
「==」と「=」の違いに注意
この単元を理解せずに学習を進めてしまうと、
「==」と「=」の違いがうまく理解できないことがよくあります。
「==」はif文などの条件式で用いられるもの
「=」は右辺を左辺に代入するもの
前者は計算はおこなはず判定を行うもの、後者は計算を行うものです。
以上でC言語、関係演算子の解説を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました\(^o^)/
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