本記事はC言語のfor文を学生エンジニアが初心者の方へ向けて優しく解説しています。C言語は非常に多くのエンジニアが利用する、手を付けやすい言語です。C言語でのfor文の使い方を一緒に学習しましょう。
for文の書き方
for(初期化の式;繰り返しを調べる式;変化のための式){
文;
文;
...
}
実行例1
では実際の使用例を見ていきましょう。
下のコードはfor文を適用する前のコードですが、繰り返し同じ処理を書くのが少し面倒に思えます。
<stdio.h>
int main(void){
printf("hello\n");
printf("hello\n");
printf("hello\n");
return 0;
}
【実行結果】
hello
hello
hello
この面倒な繰り返し書くコードを、for文を利用することで簡約化できます。
for文を使って書き換えると下記のように記述できます。
<stdio.h>
int main(void){
int i;
for(i=1; i<=3; i=i+1){
printf("hello\n");
}
return 0;
}
【実行結果】
hello
hello
hello
注目するべきは4〜6行目にあたる下の行です。
for(i=1; i<=3; i=i+1){
printf("hello\n");
}
この行では、変数i を1で初期化した後に、
条件「 i<=3」 が偽になるまで「 i=i+1」 を繰り返し、helloを出力しています。
このことから、変数i が1から3まで増える間に、
hello が3回繰り返されます。
別の例を見てみましょう
実行例2
#include <stdio.h>
int main(void){
int i;
for(i=1; i<=5; i=i+1){
printf("%d回目の繰り返しです。\n",i);
}
return 0;
}
1回目の繰り返しです。
2回目の繰り返しです。
3回目の繰り返しです。
4回目の繰り返しです。
5回目の繰り返しです。
このコードでは、
①変数i を1で初期化
②変数i の最大値は5
③繰り返しが実行されるたびにiに1を加算
この結果、変数i の値が1から5まで増える間に「printf();」の結果が繰り返し実行されます。
以上でC言語、for文の解説を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました\(^o^)/
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