【C言語】while文の使い方【超わかりやすく解説】

本記事はC言語のwhile文を学生エンジニアが初心者の方へ向けて優しく解説しています。C言語は非常に多くのエンジニアが利用する、手を付けやすい言語です。C言語でのwhile文の使い方を一緒に学習しましょう!

while文の書き方

while(条件式){
    文;
    文;
    ...
}

while文では、(条件式)の式が真の場合、
文を何度も繰り返し処理することができます。

for文との違いは、
for文は繰り返し処理する回数を指定する必要がありますが、
while文は指定する必要がありません。

この違いがコードの書き方の違いにも繋がります。実行例を見ていきましょう。

実行例1

#include <stdio.h>
int main(void){
    int i=1;
    while(i<=3){
        printf("hello\n");
        i=i+1;
    }
    return 0;
}
【実行例】
hello
hello
hello

まず、3行目の「int i=1;」で変数i の初期値を設定しています。

次に4行目の「while(i<=3)」で、
i<=3の条件が真であれば、繰り返し処理を行います。

また、while文の中の「i=i+1;」で、
繰り返されるたびにiの値に1を加算しています。
この文によって、変数i が1から3まで増える間に、
hello が3回繰り返されることになります。

少し難易度を上げた実行例を紹介します。

実行例2

#include <stdio.h>
int main(void){
    int num;
    int i=1;
    scanf("%d",&num);
    printf("1から%dまでを並べると以下になります。\n",num);
    while(i<=num){
        printf("%d ",i);
        i=i+1;
    }
    return 0;
}
【入力】
7
【実行結果】
1から7までを並べると以下になります。
1 2 3 4 5 6 7 

このプログラムは、
1から(scanfで読み込まれる)numまでの数字を表示するプログラムです。

7行目の「while(条件式)」の条件式の書き方を上手く工夫して、
1〜numまでの値が繰り返し表示されるように処理しています。

ほとんど実行例1と同じプログラムで、コードが長くなっただけです。
コードを見ながらよく理解してみてください。

以上でC言語、while文の解説を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました\(^o^)/

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