本記事ではPHPの配列を初学者の方へ向けて優しく解説しています。PHPは非常に多くのエンジニアが利用する言語です。PHPでの配列を一緒に学習しましょう!
配列とは?
下のPHPコードを見てください。
//配列なし
<?php
$blogName1 = "テトブログ";
$blogName2 = "てとぶろぐ";
$blogName3 = "tetoblog";
$blogName4 = "tetoブログ";
$blogName5 = "てとブログ";
?>
このように、変数がたくさんある場合はコードが見にくくなります。
PHPではこれを解決する「配列」という仕組みが用意されています。
配列を利用すれば、下のように5行のコードを1行で表すことができます。
//配列あり
<?php
$blogName = ["テトブログ", "てとぶろぐ", "tetoblog","tetoブログ","てとブログ"];
?>
「変数」が1つの値を入れる箱だとすると、
「配列」は複数の値を入れるロッカーのような仕組みです。
配列の基本
$配列名 = [要素, 要素, 要素, ...];
配列は上のように宣言できます。
配列名は何でも構わず、要素は文字列でも数字でも構いません。
この基本的な構文を用いてサンプルコードを紹介します。
サンプルコード1
<?php
$blogName = ["テトブログ", "てとぶろぐ", "tetoblog","tetoブログ","てとブログ"];
$blogName[0] = "手とブログ";
echo ($blogName[0])."\n";
echo ($blogName[1])."\n";
echo ($blogName[2])."\n";
echo ($blogName[3])."\n";
echo ($blogName[4])."\n";
?>
【実行結果】
手とブログ
てとぶろぐ
tetoblog
tetoブログ
てとブログ
PHPでの配列は上のように記述します。
6〜10行目のように宣言した配列は、配列名[要素番号] とすることで値を取り出すことができます。
この要素番号をインデックス番号とも言います。
重要なことは、要素番号は0から始まるということです。1番目の配列の要素を取り出したい場合は 配列名[0] とすれば取り出せます。2番目の配列の要素を取り出したい場合は 配列名[1] とします。
また、4行目ののコードのように配列の中の要素をもう一度宣言することも可能です。
サンプルコード2
<?php
$blogName = ["テトブログ", "てとぶろぐ", "tetoblog","tetoブログ","てとブログ"];
for($i=0; $i<5; $i++){
echo ($blogName[$i])."\n";
}
?>
【実行結果】
テトブログ
てとぶろぐ
tetoblog
tetoブログ
てとブログ
PHPの配列は、for文とセットで利用される場合が多いです。
今回のサンプルコードではfor文を用いて出力を行っています。
とうことで、PHPの配列について解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました\(^o^)/
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