本記事はC言語のswitch文を学生エンジニアが初心者の方へ向けて優しく解説しています。C言語は非常に多くのエンジニアが利用する、手を付けやすい言語です。C言語でのswitch文を一緒に学習しましょう!
switch文の書き方
switch(式){
case 定数1:
文1;
︙
break;
case 定数2:
文2;
︙
break;
default:
文3;
︙
break;
}
C言語のswitch文では、
「switch(式)」の式の値が、caseの後に書かれる定数値と等しければ、
その後の文がbreakまで実行されます。
もし、式の値と定数値がどのcaseにおいても等しくならなければ、
defaultの後との文がbreakまで実行されます。(defaultより後の文は省略することができます。)
また、caseはいくつでも記述できます。
「break」については、
“switch文の中では書くルール” として覚えても良いと思います。
詳しく知りたい方のために、
「break」の考え方については下の記事で解説しています。
サンプルコード1
#include <stdio.h>
int main(void){
int a=2;
switch(a){
case 1:
printf("aは1です\n");
break;
case 2:
printf("aは2です\n");
break;
default:
printf("aは1か2以外です\n");
break;
}
return 0;
}
【実行例】
aは2です
サンプルコードをゆっくり眺めれば、何をしているのかがはっきりと分かると思います。
注意すべきは、
caseの後ろには「;」ではなく「:」が使われているということと、
「break;」を書き忘れないことです。
サンプルコード2
#include <stdio.h>
int main(void){
int a=1,b=1;
switch(a+b){
case 1:
printf("aは1です\n");
break;
case 2:
printf("aは2です\n");
break;
case 3:
printf("aは3です\n");
break;
default:
printf("aは4以上です\n");
break;
}
return 0;
}
【実行例】
aは2です
今回のサンプルでは、switch文の「式」に、「a+b」を記述しています。
switch文では式の中で計算させて使うことも可能です。
以上でC言語、switch文の解説を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました\(^o^)/
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